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2020.01.13
『どきどきチケットチャレンジ!』裏話・その4
◆導入シーンだけ完成◆
時期が曖昧なのですが、裏話その2その3の過程を経て、
具体的にネームを描いていくことになりました。
そして、導入シーン(完成版でいうところの19ページ、下着チェックに入る直前のシーンまで)のネームを描いたところで、
ペン入れをしたくなり、ペン入れを始めてしまいました。
背景写真を早く試したかったのもあるのかも知れない。
貼ってみます。ほぼ完成版に近いですが、ちょいちょい変わっています。
変更点を探してみるのも一興です。
モブのセリフがキツイなぁ。
文字数多いところは気持ち減らしたり。
右上の女性みたいなのを作者が創造して露悪的に描くというのも危ういなぁと思ったり。
ここではあやのちゃんのお金の出所はお年玉になっています。
(親からもらったというパターンもあった。)
当初は裕福設定にすれば調子こいてて罰当たる感じがしっくりくるかと思ったけど、
完成版では「実はパパ活をしていた」という設定に変えました。
あそこであやのちゃんの処女でありながらも強かな一面が判明し、被害者感が減るかなと。
実際「己の性的価値を駆使して異性からお金を引き出しそれを別の好きな異性に注ぐ」
という流れは良くあることなので、正攻法ではないかもだけどそれもひとえにSTOOM愛なのかなと。
(あやのちゃんもキモいオヤジの愚痴アカウントとか持ってるのかなぁ…)
「パパ活」と「メル画」、時代あってないだろ!と思いつつ、書きたかったのでやりました。
この辺からページを使いすぎだなと思い、完成版ではコマを小さくして詰めました。
このテンポのコマ割だと、エロシーンのテンポも速すぎちゃいけなくなって、ページ数が途方もなくなるので…
名前が元はあやかだったけどあやのに変えたのはただの気分?
栃木は僕の地元だからそうしただけなんだけど、栃木から東京って全然マシなほうだよな。
もっと地方から来てる人もざらにいるし。
でもそれを過剰にもてはやすのがニットかぶ郎監督の仕事。
あやのちゃんのモノローグをどのぐらい入れたらベストなのか、最後の方まで悩んでいた。
左上の、なんかこういう年齢云々で女性同士の対立を煽る感じのことを
男性作者が描くのってなんかやな感じかな~みたいなのも思いました。
こういうのも言い回しとかコマの大きさとかで印象違うんだろうけど。
というか、おばさんとかババァって言葉を今はできれば使いたくないんだけど、
なんか話の流れで言ってしまうことがあったり漫画のセリフで使ってしまったりして、
罪悪感を抱いてしまったり…。
あやのちゃんをコピペしだしたところで、そう、集中力が切れました。
ここで描くのを止めました。
この後のノープランだったエロシーン、このテンポの感じで行くとどうなるんだろう。
パンツを見せるのも2ページ、ブラを見せるのも2ページとか、ジワジワ行ったほうが興奮しそうだな。
チャレンジ続けるかどうかの交渉も長くなりそうだな。
合計100ページ超えちゃうのかな。
とか思い、頭がパンクしました。
それに、JKの女体を描いたことがないので、練習もしてないし、エロシーンに対しての苦手意識が強く…
こういう「じっくり展開」の漫画で、全体の流れや総ページ数を見通さずにペン入れを始めたのは、無謀でしたね。
JKも、らくがきとかで下地を作っておくべきだった。
というか初めてのJKものは、20~24ページぐらいのものにすべきだった。
この後、行き詰って病んで、放置することに決めて、
「やっぱり俺にはロリ陵辱なんだ!」とか思って、『わんぴいす』を描く事にしました。
まぁ『わんぴいす』後も病むのですが…(続く)
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